Covid-19 ストレス軽減の取り組み
Covid-19 ストレス軽減の取り組み
Covid-19対策のための様々な取り組みが、医療現場、介護現場、接客業の現場などで行われていますが、次のフェーズに向けた取り組みを始める時期に来ています。
「感染するから人と会ってはいけない」、「感染するからこれをしてはいけない」。色々なことが制限された中で溜まっていくのはストレスです。ストレスを溜めこんでいるとやがて体調に影響を及ぼし、病気に罹患する可能性を否定できません。私たちはそうしたストレス軽減の一助として様々なことを取り組み始めています。
それは施設にいる利用者様だけではなく、お家にいるご家族様、ステークホルダー皆さまのストレス軽減を目指しています。
- web面会
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感染リスクを抑えるためにご家族様の施設立ち入りを禁止させていただいていますが、「顔が見えないのは不安」というお話も少なくありません。そこで、スマートフォン・タブレット端末を使った「web面会」を一部施設で導入し、そうした不安解消を試みています。
予めネットで面会したい時間を予約していただき、その時間に施設内の利用者様と、ご自宅や遠方から話ができるものです。もちろん荷物を渡しに来たついでにというニーズにもお応えしています。
利用された方からは「元気な様子が確認できて良かった」と好評をいただいており、離れていても繋がっている安心を、双方で得ていただいています。
Covid-19をきっかけに始まったものですが、終息後も継続して実施する予定です。これは今まで見ることができなかった孫の運動会、七五三、お正月の様子、お墓参りなどなど、多くの時間をご家族様と共有いただくものです。たくさんの時間をご家族様と共有する手段のひとつが、弊社のweb面会です。
- 食からストレス軽減
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行事を例年のように行えない中、食からストレスを軽減できないかと、特別食の回数を増やしたり豪華にするなどを行っています。美味しく栄養バランスの良い食事は心の調子を整え、脳によるストレス管理にも効果を与えます。また、毎日の生きがいにもつながるのではと考えています。
中でも人気なのがスイーツの食べ放題。平時であればバイキング形式にして「お好き甘味を自分で取る」という楽しみを提供するところですが、今はご指定いただいたスイーツを取り分けさせていただくという方式で進めています。
- サークルを継続する
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外部からウィルスを持ち込まないために外部講師を招いてのサークル活動を休止していますが、今まで行っていたものが突然なくなると寂しいものです。
そこで外部講師のレベルとまではいきませんが、代わりに職員が講師となってサークル活動を継続しています。
利用者様の楽しみを継続することもストレス軽減の一助。いずれ外部講師へとバトンタッチするまで、拙いながらも務めさせていただいています。
- リハビリを継続する
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いつもリハビリで体を動かしていたのに動かせない、というのもストレスになりえます。また、体を動かさないことは身体機能の低下や拘縮を招き、その後の生活に大きな影響を及ぼすことでしょう。
平時であればホールなどに利用者様が集まって行っているリハビリも、フロア間の移動禁止ではままなりません。それならばとフロアでできるリハビリを行って、利用者様の身体機能維持に努めています。
集団リハビリ以外にも個別リハビリを充実させて、体を動かせないストレスを軽減しています。
また、こうした取り組みは、こういう状況下でもあるので社内だけに留めておくのではなく、広く世間に公開してご自宅にいる高齢者にもリハビリをして欲しいと、リハビリ&脳トレ動画をYoutubeにて公開しています。毎日できるように、嫌にならない時間で公開しています。こちらも併せてご覧いただければと思います。
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